SOLD OUT
このユーティリティ・ジャケットのオリジナル・サンプルに関しての正式な資料は今のところ無く、詳細に関してもほぼ不明ですが、デザインのベースとなっているのは、デザイナー の大淵が1980年代に見た、ブラックのコットンサテン製でU.S. ARMYの浮き彫りのドーナツボタンが付いた1910~20年代頃の3ポケットのカバーオール・ジャケットになります。
3ポケットとは言っても、その後のUSMCのデニムやWWII期のUSMC/USNのHBT の3ポケットのカバーオール型のユーティリティ・ジャケットなどとは異なり、胸ポケットは懐中時計用の変形5角形ポケットが付くものになります。
タイミング的には第一次大戦 前後のもので、カバーオール・ジャケットの他には、同素材で同様なポケットデザインとボタンの付くオールインワン(つなぎ)を見たことがあります。
しかし、それ以来ブラックサテンのU.S. ARMYものは見たことがなく、個人的に親しいコレクターや古着ディーラーでも知っている人はいない、まさに“幻のブラック・サテン”と言えるものになります。
ジャケ ットのデザインや縫製仕様などは、昨年久々に復刻された#1106 3 Pocket Jacketと同様である為、今回の企画では#1106に内ポケットを付けたものをリリースしています。
今思えば #1106をデザインしていた1990年代当時、3ポケットのブラックサテンのUS ARMYのカバーオールのことがデザイナーの頭の中に少なからずあったとも思われます。
#1106の持つ、ヨーロッパのルーツやテイストを踏襲しつつも力強いアメリカン・ワークウエア・デザインの基礎を築いていった、1910~20年代のアメリカン・ワークウエア黎明期のフレーバーは、ここに来てさらに魅力を増しています。
Mサイズ 着丈71 肩幅48.5 身幅59.5 袖丈59
Lサイズ 着丈75 肩幅52 身幅62.5 袖丈61
Made in Japan.
One wash.
サイズ